「スペイン」タグアーカイブ

バイオハザード〜マルハワデザイア〜

今月「バイオハザード〜マルハワデザイア〜」というマンガがいろんな国で同時に発売されています。Darumaという翻訳会社のおかげで、スペイン語版の翻訳は僕が担当させてもらいました。スペイン語版を出版するのはEDT(旧Glénat)です。

普通は単行本をもとに翻訳しますが、今回の翻訳中はまだ単行本が日本でも発売されていなかったので、Darumaにとっても初めての試みになったと思います。作品が連載中の週刊少年チャンピオンにもまだ掲載されていない状態で翻訳の作業を進めてきました。

Residen Evil Marhawa Desire 1

  • スペイン語タイトル: Resident Evil: Marhawa Desire
  • 日本語タイトル: バイオハザード〜マルハワデザイア〜
  • 漫画: 芹沢直樹
  • 原作: CAPCOM
  • 形式: 176 ページ, 130×183 mm
  • ISBN: 978-84-9947-467-0
  • 価格: 8,95€

個人的にゲームもマンガも大好きですから、スペインの皆さんにこの作品を届けることに協力できて嬉しいです。作品自体も面白かったので、バイオハザードのファンには是非読んでみてほしいです。ゲームでも観られるハリウッドのスリラー映画みたいな雰囲気がよくでていると思います。

スペイン内戦後の女性

5月20日、「スペイン内戦後の女性」について福岡の語学学校La Academiaでお話ししました。主催は福岡スペイン友好協会でした。

La Academia

ほぼ2時間の間、日本語でフランコ独裁のころの女性の立場についてお話ししました。一般的なところから女性に関した細かい史実まで。楽しい会話できましたし、僕にとっても勉強になりました。

こちらは目次として用意した資料です。当時の環境について想像が付きやすいように写真も添付しています。ダウンロードはこちら: スペイン内戦後の女性.pdf.

目次

  • スペイン内戦以前の出来事
  • スペイン内戦
  • 圧力
  • 女性の権利
  • ファランヘ党と女子部
  • カトリック教会
  • 当時の精神と道徳:家庭の天使としての女性

参加者と主催の皆さん、本当にありがとうございました。また近いうちにお話しできれば嬉しいです。

ロードス島戦記 灰色の魔女

今年のバルセロナマンガフェアで、プラネタデアゴスティーニコミックスロードス島戦記 灰色の魔女のスペイン語版を発売した。日本のファンタジー小説の先駆けのマンガ化。

翻訳はDarumaという会社に任されて、私が担当しました。全ての台詞や擬音語を翻訳した後、マルク・ベルナベさんの校正とDarumaの皆さんのおかげでいいもができたと思います。

Record of Lodoss War: La Bruja Gris

こういうジャンルに興味を持っているのであれば、中学生ぐらいから楽しめる作品だと思います。

マンガをいっぱい読みますが、この世界で仕事をしたことがなかったので、すごくいい経験になりました。これもスペインと日本の間のコミュニケーションと理解が深くなってほしいという目標に、近づく仕事だと思います。

全年齢の子供の前で話す

いろんな学校でやっている国際理解の授業の話は最近していませんね(ここここでしたことあります)。今日はしてきた経験といくつかの写真を共有したいと思います。子供のプライバシーを重視する日本ですから、写真が少なめです。

小学生、中学生と高校生にお話ししたことがあって、予想通りスペインと外国と向こうの人達のことについてはそれほど詳しくありません。先生方の中にも外国関係の深い知識や経験の持ち主が少ないですが、それは問題ではありません。そのために国際理解教育支援プログラムがありますし、僕も手伝わせていただきます。


天拝中学校にて

子供と一緒に過ごす時間の中、思い込みつぶしに使っている時間が一番長いかもしれません。よくある思い込みを直接指摘したり、なかなか耳に入らない情報で視野を拡げさせたりします。よくする話は「アルファベットだからって英語に決まっていない」です。日本で見かけるアルファベットの大文は英語ですが、アルファベットはいろんな言語を書くことに使われています。中国などと共通の「文字=言語」という考え方のせいか、間違ってアルファベットを「英語」と呼ぶ日本人が少なくありません。


メキシコ人メディナ・マヌエルさんと一緒にやらせてもらいました

音楽や踊りをみんなと共有するのも大好きで、できるときは体を動かして遊べる機会を作っています。伝統的な音楽は得意ではないですが、僕がゲームボーイで演奏する「España cañí」は好評だったりします。子供も調べもしてきたり、質問を用意してきたりしてくれますので毎回楽しいです。たまにはプレゼントまでいただいています!

天拝中学校の皆さんにいただいた招き猫。

遠賀高等学校の皆さんが作ったジャムです。果物も自分たちで作ったそうです。やっぱりこの仕事が大好き!

スペインと日本と世界の話

先週、アクロス福岡こくさいひろばで話してきました。
国際理解教育支援プログラムというのがあって、
小中学生に国際的な考え方を教えるための企画です。

話し中

そこで提案したのは、世界を三つの軸で理解してもらう話:
空間軸言語軸文化軸を使った説明です。
例えば空間軸で見ると、スペインと中南米が離れているのに
言葉は同じだったりして文化にも共通点があるとか、
そういう例で三つの軸を説明して行きます。

軸
精確に描いていませんけど、イメージ図

空間軸の同じ場所にいろんな文化言葉もあったりするので、
これを理解することが「国際理解教育」に役に立つと思います。
日本日本語日本の文化も、スペインと比べるとどの軸も
はみ出ているところがなくて、独自な立場にあると言えます。
この説明が日本人に適切だと思ったのです。

でも今回の対象は小学4年生だから「なんとか軸」という
言い方が出来ない。この言葉を使わないで、
見て分かる写真などで子供に面白い話を混ぜながら
これ理解させるテクニックが必要でした。

クリスマス

また、外国のどうのこうのを説明するときは
みんな知っているものと比較しないと理解が難しい。
例えばスペインの面積を平方キロメートルで教えても、
「日本より広くて日本はその4分の3だ」と教えないと
想像がつかないと思います。
本当は、これは大人に向かっても使っていい手だと思いますけどね!