最近翻訳や通訳の仕事が増えたので、
日本語の勉強について書こうと思った。
5年間近く基本的に日本語を使って仕事していると、
スペイン人であってもある程度の日本語力が付いてくるものです。
日本語能力試験の1級を合格しているというと、
驚く人が多いけど、この資格は日本語検定と違う。
おそらく日本語検定の方がレベルが高いと思うけど、
日本語能力試験の特徴は日本語が母国語でない人しか
受けられないことです。
僕の場合の1級は、どの会社にでも就職できる
日本語力を持っているという目安です。
日本語の教科書として使っている本
しかし仕事の話に出てくる分野が限られているし、
モチベーションといろんなものに興味がないと
いずれ上達しなくなる恐れがある。
ということで、そこからの勉強方法を紹介したい。
まずここまで来たら、外国人の語学じゃなくて
日本語が分かる人として勉強したい。
日本人向けの本で勉強するということです。
この上の写真の本は、試験にあまり出ない
実用日本語のいろんな面白いところを紹介してくれる。
例えば北原保雄氏の「問題な日本語」は今の日本で良く聞く
間違った日本語やちょっと変わった言葉の用途を教えてくれる。
変わった日本語を覚えたくないのではなくて、
標準じゃないと分かって覚えていきたい。
つまり理解したいけど、使いたくない。
また、糸井重里氏の「オトナ語の謎。」はビジネスや
会社の環境で使われる、辞書に載っていない隠語みたいなのを
紹介して、皮肉的に批判しながら説明してくれる。
上の方が真面目で、この方が面白い。
このような本がいっぱいあるけど、小説や漫画を
読むことも、たまにこうやって文章を書くことも大事だと思う。
今、作る人目線での漫画についての漫画「バクマン。」にはまっている。
最後に、今日は翻訳や通訳の話から始めたけど、
僕が手がけるスペイン語→日本語の翻訳を見ていると
このブログの文章よりレベルが高いと思う。
日本語に翻訳するときは日本人の専門家に
確認してもらうようにしているので、ご安心下さい!
それでもこのブログは、練習として一人で書かせていただきます。